活動詳細
2026/07/30 21:20

「死を満たし、生を楽する」
私たちが考える「死」とは、命の終わりだけではありません。
大切な人との別れ、病気、仕事、人間関係、環境の変化など、人生の中で誰もが経験する喪失や終わりもまた、「死」の一つです。
そうした出来事を無理に乗り越えようとするのではなく、
安心して味わい、
安心して終わらせ、
安心して手放していく。
それが、私たちの考える「死を満たす」と言うことです。
そして「生を楽する」とは、
苦しみから逃れることではなく、
心も体も穏やかで満ち、安心の中で、自分の人生に夢中になれること。
仏教でいう「楽」が持つ意味に近く、
生きることそのものが自然と喜びへ還っていく状態を指しています。
「死」と「生」は対立・別物ものではありません。
「死を満たす」「生を楽する」
どちらも「満ちる」ことを意味しています。
「死を満たす」とは、安心して味わい、終わらせ、手放していくこと。
「生を楽する」とは、その経験を通して、心も体も満ち、自分らしく生きる喜びを取り戻していくこと。
違う方向から歩んでいるようで、どちらも「いのちが満ちる」という同じ場所へ還っていく。
死や喪失を知り・見つめ・満ちていくことによって、
生そのものも、より楽しく、満ちたものになっていく、と思っています。
死も生も、その源流から生まれる、いのちの結果です。
人生の移行期は、その源流をどのように過ごすか−
それが、その後の人生を創造していく大切な時間となります。
だから、結果だけに働きかけても、同じ苦しみを何度も繰り返してしまいます。
私たちが本当に大切にしたいのは、その『結果を生み出す源流』です。
人生の移行期。何かが終わり、何かが始まる、その「あわい」。
その場所が安心で満たされていれば、死も、生も、自然と満ちたものになっていく。
そして、その安心は、一人で頑張って作るものだけでなくて良いと考えています。
このプロジェクトで皆さんと一緒に創りたいものは、
「人生の移行期・源流の時間を、安心して過ごし、いのちが健やかに循環し始まる場」です。
その一環として、日々のセルフケアや自然との共生、
ジャンルや肩書きを超えた、いのちを大切に想う人たちとのつながりを通して、
大切な人生の「あわい」を安心して過ごせる文化を育んでいきたいと思っています。